製造業や工場でのコスト削減。これは会社を経営する上で、重要な要素ですよね。永遠のテーマといってもよいでしょう。製造原価を下げることは、売上総利益率(粗利率)の向上に貢献しますね。
経営者
大手メーカーや中堅中小企業では、コスト削減のためにさまざまな取り組みをしていますね。中小企業でも取り組みをしているところもありますが、まだまだコスト削減、改善の余地があります。そんな中小企業の経営者、工場長にコスト削減の方法やアイデア、事例を通じて、コスト削減の対策を提案していきたいと思います。

はじめに、コスト削減というと、新しい機器を購入することで、生産性が向上し、コスト削減に貢献するという考えをお持ちの方も多いのではと思うのですが、機械を入れ替えるだけで、コスト削減ができると思ったら大間違いです。コスト削減のために、機器を導入する前にする大切なことがあります。

それは、経営者や経営幹部の意識改革です。
このステップがないとコスト削減が単なる形だけに終わってしまいます。

経営者、経営幹部の意識改革が、会社を強くする第一歩です。

経営者や工場長など経営幹部は、コスト削減という切り口から、社員の意識、慣習といったものを変革させ、お客様、経営者、工場長、従業員、株主などのステークホルダーが喜ぶ会社にしていくことが大切です。

この改革のためのステップを下記にあらわします。

第1ステップ 経営者・経営幹部の意識改革
第2ステップ 従業員の意識の覚醒(3S活動の導入)
第3ステップ 自分の仕事内容、作業域、会社等の職場環境の見直し(ロスの削減)
第4ステップ 一般経費のコスト削減による利益の増加
第5ステップ 『部門別の収支』把握(部門別経営の導入)(次の経営幹部の育成)
第6ステップ 部門別の『事業計画』策定 → 全社事業計画へ展開
第7ステップ 事前管理』の実践⇒事業計画、実績、事前管理で部門経営を推進
第8ステップ 『完全な自主責任経営』の導入

これらのステップをやりきる企業が、本物のコスト削減を体得し、持続的成長をする企業と変革できるのです。

このためには、社長の根気とやりきる気持ちが大切です。
時間もかかります。第1ステップから第5ステップまでに約年かかるなんてことも多いです。

しかし、取り組まなければ持続的成長(サステナビリティ)はなしえません。一過性のコスト削減にとどまってしまいます。

参考 (株)ビッグゲイン